7月1日に路線価が発表されましたね。毎年の風物詩ですが都心部は地価の上昇が激しいとのことです。そしていつも通り銀座中央通りの路線価が4,424万で最高路線価だったそうです。
では志木市や新座市の路線価はどうでしょうか。一応まちの税理士ということで営業しているので地元の路線価を確認してみようと思います。
埼玉県の路線価
志木市や新座市の路線価の確認の前に、まずは埼玉県の動向をちょこっと確認してみます。
埼玉県内の路線価は前年比で2.1%の上昇とのことで、3年連続の上昇です。県内の一番高い路線価は大宮駅西口のロータリーで529万円です。これもずっと不動ですね。
東武東上線沿線だと、路線価が高そうなのはやはり川越ですね。川越だと川越駅東口の路線価が115万で西口の路線価が80万でした。意外と東口の方が高いんですね。東口に商業が発展しているからなのでしょうか。
志木市と新座市の路線価
それでは本題の志木市と新座市の路線価を見ていきます。よくよく考えると志木駅は新座市にあるんでしたね。調べていて混乱しました。
まず志木市ですが、マルイの前のロータリーの路線価が一番高く61万です。昨年が59万だったので2万の上昇でした。※40004ページ
新座市も志木駅の南口ロータリーのパチンコ屋前の通りが一番高い路線価で65万ですね。昨年は63万だったのでこちらも2万の上昇でした。
※40008ページ
新座駅はどうでしょうか。新座駅は40316ページにありました。南口のロータリーが36万でした。こちらも昨年から2万の上昇でした。志木駅と比べると半額くらいに下がるみたいですね。
その他、近くの駅周辺の路線価は次のとおりでした。
柳瀬川駅(サミットの通り)|31万、40124ページ
朝霞台駅(北朝霞のロータリー)|49万、40014ページ
朝霞駅(南口のスタバの通り)|49万、40036ページ
和光市駅(南口ロータリー)|64万、40210ページ
こうやって並べてみると、なんとなくイメージ通りですね。そして恐らく埼玉全域に言えることですが、いわゆるベットタウンと呼ばれるような地域なら駅を少し離れれば10万~20万くらいの路線価になって、さらに駅から離れて田畑が多い地域なら一桁台、そして倍率地域になると。大体同じだなと今回路線価を眺めてみて改めて思いました。
大宮や川越でもそうですが駅から離れると大体どこも似たような風景ですよね。路線価も同じようなものかなと。
和光市駅の路線価が高いのはやはり東京に近いからなんでしょうかね。駅前の発展度合いなら志木駅の方にだいぶ軍配が上がる印象ですが。これだけ少し意外というかこういうもんなんだなと思いました。
まとめ
今回は2024年度の路線価を確認しました。実際のところ今回取り上げたような駅前の土地の評価をするということは少ないので、実務的にはいくら地価の上昇がすごいと世間が騒いだところでそこまで大きな影響はないかなと思います。
それでも、最近の傾向では何もしていなくても勝手に土地の値段が上がって、固定資産税は増えるし、相続税の負担も増えるわけなので、土地をお持ちの方からすれば売る前提でもない限りは毎年のこのニュースは困ったものですよね。
■編集後記
昨日はオリックスの優待の案内が届いて早速ハンバーグをチョイスして応募しました。
オリックスの優待は今回で最後らしいです。
海外投資家や機関投資家からの圧力がどうとかでの判断らしく今後は配当に力を入れるみたいです。
オリックスは個別株デビュー時に購入した株なのでとても思い入れがあります。あのオオサンショウウオのぬいぐるみもオリックスの優待でいただきました。優待廃止残念ですね。
■一日一新
ミニストップ まぜてのむほろにがコーヒーゼリー これは当たりでした。また飲みたい。