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公庫からの融資を積極的に活用しよう

融資

銀行には都市銀行、地方銀行、信用金庫や信用組合、政府系金融機関といった分け方があります。このうち小規模なビジネスをされている方が融資を受けたい時に検討すべき銀行は信用金庫や信用組合、政府系金融機関である日本政策金融公庫です。


今回は日本政策金融公庫の特徴や融資を受けるタイミングについてまとめてみようと思います。

日本政策金融公庫の特徴

公庫は政府が100%出資をする金融機関で、HPを見たら全国に152店舗があるようです。
※志木や新座を管轄する支店は浦和支店のようです。川越支店じゃないんですね


公庫には「国民生活事業」と「中小企業事業」、「農林水産事業」の3つの窓口があって、一般的には「国民生活事業」と「中小企業事業」から融資を受けることになります。


なお、「中小企業事業」といっても、その窓口が対応している相手は年商が5億円を超えるような会社と言われています。そのため小規模なビジネスをされている方や創業間もない方は、まずは「国民生活事業」から融資を受けることになります。


そして、公庫には公庫特有の役割があって、その役割は民間銀行を保管するという役割です。つまり、民間銀行が融資をしづらい赤字の会社や創業間もない会社に対しても柔軟に融資の対応をすることで地域の経済成長ひいては日本全体の経済成長への貢献をしようというわけです。


また、公庫の特徴として預金機能がないことが挙げられます。公庫には他の金融機関のように口座を作ることができないのです。


そのため、公庫から借りたお金は他の銀行の口座に預金する必要がありますが、これも無作為にメガバンクや都市銀行の口座に預け入れたりするのは得策ではありません。


できれば既存の融資を受けている銀行の口座やこれから公庫の次に融資を受けたい銀行の口座に預け入れることで、その後の融資交渉に役立てるという小技もあります。

公庫から融資を受けるタイミング

公庫から融資を受けるタイミングの代表格は創業前や創業間もないタイミングです。いわゆる創業融資というやつです。


公庫が民間銀行を保管する役割があるということは先述しましたが、とりわけ公庫は創業融資に積極的です。創業前や創業間もない時期は銀行が重視する実績がないわけですが、それでも比較的借りやすい銀行が公庫になります。


ぜひ、創業融資を受けられるタイミングの方は公庫から融資を受けることを第一に検討してもらいたいです。


また、すでに他行から融資を受けている方も公庫から融資を受けていないなら公庫から融資を受けることをオススメしています。


これは単純に融資をしてもらえるお金が増えるからというのもありますが、銀行から見ればリスクの軽減にもなります。また融資を受ける銀行は多い方が銀行同士で競争意識も働きますし、先述した公庫から借りたお金を他行の口座に預金する話もあります。



結局のところ、融資を経営に活用しようと考えるなら公庫はほぼ必須と考えていいかなと思います。

まとめ

今回は公庫からの融資を積極的に活用しようということで公庫の特徴や融資を受けるタイミングについてまとめてみました。


ぜひ公庫からの融資は積極的に活用してもらいたいですね。


■編集後記
昨日は息子がハンコ注射の日でした。
妻が病院に行ってくれてわたしは同席しませんでしたが、注射を打った時はギャン泣きでしたがすぐに妻が抱っこしたら泣き止んだそうです。
やっぱり痛みには鈍感なところがあるのかも知れませんね。

■一日一新
紅はるかのモンブラン コージーコーナー