今回は消費税の中間申告についてザックリ解説してみようと思います。
消費税の中間申告は前年の税額に応じて回数が変わる
消費税の中間申告は、申告書の第一表、差引税額(⑨)が一定額以上だと必要になる申告のことです。
この中間申告で納付する金額はその年の消費税の前払いのような性質を持ちます。
一定額というのは、まず48万円という金額になります。
申告書の差引税額が48万円を超えていたら、年1回の中間申告が必要になります。
ちなみにこの差引税額という金額は申告書を見てもらえればなんとなくわかると思いますが、あくまで国税部分(消費税)の金額です。
実は普段消費税と呼んでいる税金には国税部分(消費税)と地方税部分(地方消費税)がありますが、中間申告の回数の判定は国税部分で行うわけです。
話を戻しますが、差引税額が400万を超えていれば年3回、そしてなかなかないと思いますが、差引税額が4,800万を超えるようだと年11回中間申告が必要になります。
申告や納付の期限は、ネットで検索すれば出てきますが、たとえば年1回の申告が必要なら、期首から8ヵ月目が中間申告の期限であり納期限にもなります。
※年を二つに区切る→6ヵ月→そこから2ヵ月が申告期限→8ヵ月といった具合です
納期限は個人だと口座振替を選択していれば+1ヵ月後くらいに引き落としがされることになります。
なお、中間申告は前年の確定申告の内容を基に税務署が勝手に計算をしてe-Taxを経由して税額や納付の案内の通知をくれます。
基本的にはその通知の案内にそって納付をすれば問題ありません。
個人で口座振替を選択していれば、それこそ何をせずとも勝手に引き落としがされ納付が済んでしまいます。
なお、このとき本来は中間申告をe-Tax等で行い、そして納付という流れを踏むのが原則的な考え方ですが、申告自体は別にしなくても申告期限が過ぎれば申告をしたとみなしてもらえます。
わたしは、父が中間申告も一応はやるというタイプだったので、今のところ申告をするようにしていますが、多くの場合は申告はスルーして納付だけしているのかなと思います。
税額については、国税部分を一度計算してから、そのあとに地方税部分を計算するとか、その過程の中で端数処理があるとかがあって意外と複雑です。
まあ、この辺はざっくり把握すれば問題ありません。
たとえば年1回の申告なら、申告書の差引税額⑨と下の方の納税額⑳の合計の半分と捉えればいいです。
そして特に重要なのは確定申告が終わったら、来年の中間申告の納付回数や納付額を確認してそれを頭に入れておくことです。
事前に中間納付のスケジュールを頭に入れて納税資金を確保するようにしたいところです。
仮決算をして中間申告をすることもできる
先述したように、消費税の中間申告は前年の納税額をベースにして行います。
このような計算なので実務だと予定申告とか予定納税と呼んだりするそうです。
わたしが税理士試験で消費税を学習した時は、たしかこの予定という言葉は習わなかったので、いまだに個人的には愛着のない言葉ですがどうもそう呼ぶらしいです。
所得税の勉強ではたしか予定という言葉は出てきたような気もするのですが。。余談でした。
さて、消費税の中間申告の方法ですが、この原則パターンである予定申告(納付)とは別に仮決算をして行う方法もあります。
今期は急激に業績が悪化して、去年ベースの納税額を納める余裕がないとか、そういったケースに対応するために用意された制度です。
仮決算というだけあって、それなりにこの申告をするのは手間がかかりますが、一応そういった方法もあることはもしもの時に備えて頭に入れておくといいかなと思います。
まとめ
今回は消費税の中間申告についてザックリ解説してみました。
消費税の確定申告が終わったら来年分の中間申告の有無やその金額を確認してみましょう。
そして、中間申告があるならそのことを頭に入れて納税のときに困らないよう資金繰りに気を付けましょう。
■編集後記
昨日はスーパーのセルフレジで2回豚肉のパックのバーコードをスキャンしてしまいました。
結果2重で決済をしてしまったようです。
気付いたのは21時過ぎでした。
ネットで調べたら、お店によっては返金対応もしてくれるようなので、早速今日の朝一にスーパーのサービスカウンターにレシートを持って行ってきました。
事情を話したら現金で返金をしてくれました。
バーコードって複数回スキャンできるんだと勉強になりました。
これは今後は気を付けないとなと思ったり。
店員の方が気持ちよく返金してくれたので有難かったです。
■一日一新
Googleアドセンス 住所確認の手続き