PR

副業が本業になったら経理周りでやっておきたいこと

経理

副業が軌道に乗りいよいよ本業に。


個人事業主としてスタートしたら守りの経理周りも固めましょう。

まずは開業届と青色申告の申請

副業時代は通常雑所得として確定申告をしていたと思います。


しかし、本業としてやっていくならその仕事の所得は事業所得で申告をすることになります。


ここで必要になるのが開業届と青色申告の承認申請です。


開業届は副業時代に提出しているという方もいるかもしれませんが、提出していないようなら開業日から1ヵ月以内に提出をしましょう。


ちなみに、開業日は何か区切りのいい日とかで自分でこの日だと決めていいです。


まあ、副業で仕事をしていたなら1月1日に開業とした方が何かとキリが良くていい気もしますが。


そういえば、仮に4月1日に開業したとしたら3月以前の副業としての収入は雑所得扱いになるのでしょうか。


個人的には面倒なので事業所得として扱えばいいような気もしますが、でも1月1日から開業でしょととられて後述する青色申告の承認申請なんかが却下されたりするのでしょうか。


どうなんでしょう。


話を戻して青色申告の承認申請も忘れずにしておきましょう。


青色申告は特別控除や少額減価償却資産の特例、専従者給与、純損失の繰越控除等の特典がいっぱいなので、本業としてやっていくならほぼマストと言っていいかなと思います。


こちらは、副業から本業へなったとしたら、あくまで新規開業なので原則開業日から2ヵ月以内に申請が必要ですが開業届と一緒に申請するのがスムーズです。


あとは、インボイスの登録や専従者給与の届出等も状況に応じて対応しましょう。

家事関連費の経費計上のルールを見直す

事業所得として申告することを機に家事関連費の経費計上のルールも見直してみましょう。


家事関連費とは、プライベートでの利用と仕事での利用が混在しているような支払いのことで、代表的なものは自宅兼事務所の家賃や水道光熱費、通信費等です。


これらは支払った金額に事業割合(仕事に使っている割合)を乗じて経費にする金額を計算しますが、どの支払いまでを家事関連費として拾い、事業割合を何%にするか改めて検討してみましょう。


なお、副業時代にも家事関連費を経費に計上していた場合もあると思いますが、事業所得で申告するようならより厳しくチェックが入るでしょうし、仕事をする時間等も変わってくると思いますので、これを機に家事関連費の経費計上について見直してみましょう。

お金の流れを整理する

最後に本業になればお金の動きも増えてきます。


そしてそれらを効率的に会計ソフトに入力等していくことが求められます。


そこで仕事用の口座やカードを用意して、なるべくその口座やカードで決済をするようにしましょう。


カード払いや振り込み以外の支払い方法で経費の払いをするならこの方法でと決めておくのも大事です。


とにかく、特定の口座やカード、決済方法で仕事のお金のやりくりをするようにした方が経理の手間が省けます。


そしてそれを開業当初にやっておけば、その後は楽になりますのでこのタイミングでサクッと整理をしてみましょう。


■編集後記
今日は推し獅子の高橋投手が先発でした。
8回1失点の好投でしたが、勝ち負けつかず。
試合は結局勝ちこされて負けてしまいました。
高橋投手は途中から髪を縛って投げていましたが、そこからなんだか安定感が増したような気がします。
なんだか数年前の高橋投手の姿が戻ってきたような気がします。

■一日一新
メガアイスカフェラテ ローソン