経費は先取りする意識を持っておくといいかもしれません。
節税のために先取りする
経費を先取りする。
この言葉を聞いて、まず思い浮かぶのが節税かなと思います。
次回の決算のタイミングの税金を減らすために、早め早めに経費を計上して税金を少なくするわけです。
これは合法的な範囲内のやり方ならよく勧めることがあります。
具体的には、次のようなことです。
- どのみち買う予定のものを先に買う
- 含み損のある資産を売る
- 不良債権を貸倒にする
まあ、個人的には経費になるタイミングがちょっと早くなっただけでトータルでは変わらないという考え方の方がしっくりくるので、そこまで躍起になる必要もないとも考えています。
ただ、上手く立ち回って(経費を増やして)税金が減ればやっぱりなんやかんや嬉しいものです。
適度に経費を先取りして節税するのはアリかなと思います。
黒字を確保するために先取りする
経費を先取りする。
実はこれをすることで、黒字を確保することにもつながります。
いやいやさっきの節税の話と逆のことじゃんと思うかもしれませんが、考えようによっては黒字の確保にもつながります。
たとえば、今期は黒字でも、来期は不確定要素が多くて、黒字にできるか分からないということが多いのが現実です。
そうしたら、来期(以降)に計上する予定だった経費を今期の黒字の範囲内で計上してしまえば、その分だけ来期は黒字になる余裕が生まれるわけです。
もちろん、そう上手く先取りできる経費が見つかるとも限りませんが。
ただ、経費を先取りして、なるべく毎期毎期黒字になるようにするという意識は持っておくといいのかなと思います。
それと、今期は赤字のときにも来期は絶対に黒字にするために、なるべく経費を先取りして今期の赤字を増やすという考え方もあります。
これも、今期に先取りした経費の分だけ来期は黒字になる余裕ができるわけなので黒字の確保につながるとなるわけです。
まとめ
経費を先取りする、この言葉には節税の意味合いと黒字を確保する意味合いがあります。
両者は相反する側面もありますが、どちらも大事な考え方です。
いい塩梅を探って経費を先取りしていきましょう。
■編集後記
明日からは3連休。
そのためか今日はライオンズ戦はありませんでした。
ただ、公示でセデーニョ選手達が登録抹消みたいです。
セデーニョ選手はSNSの動きが退団フラグともささやかれているようです。
残念ですがしょうがないですね。
切り替えてデービス選手に期待します。
■一日一新
朝モス