今回はリキッドコーヒーについて取り上げます。
税理士試験の受験をしていた頃は、クラフトボスのブラックをよく飲んでいましたが最近はめっきり飲まなくなりました。
※この記事は、一般社団法人全日本コーヒー協会が公認しているコーヒー検定教本を参考にしています。
リキッドコーヒーとは
リキッドコーヒーは直訳すると液体コーヒーです。
お店で缶やペットボトル、紙パック等に入れられて売られているコーヒーのことを指します。
リキッドコーヒーもコーヒーの消費を支える大きな市場といわれています。
リキッドコーヒーのパッケージをよく見ると「コーヒー」や「コーヒー飲料」と書かれています。
こういった表記のことを「規格」と呼んだりしますが、これは生豆の使用量(内容量100gに対する重量比)によって以下のように決められています。
- 生豆の使用量が5%以上…コーヒー
- 生豆の使用量が2.5%以上5%未満…コーヒー飲料
- 生豆の使用量が1%以上2.5%未満…コーヒー入り清涼飲料
「コーヒー」は一番コーヒーの使用量が多い商品です。
「コーヒー」に多いのはやはりブラックコーヒーです。
カフェインをしっかり摂取したいといったときはこの規格の商品をとるといいです。
「コーヒー飲料」はカフェオレの商品に多い規格です。
「コーヒー入り清涼飲料」は一番コーヒーの使用量が少ないです。
カフェオレの中でもよりゴクゴク飲めるのが売りとなるような商品が該当します。
また、乳固形分が3%以上のものを「乳飲料」という規格に分類します。
森永のカフェオレは「乳飲料」に該当しますね。
ちなみにコーヒーの規格と乳飲料の規格がバッティングする場合は乳飲料の規格が優先されます。
リキッドコーヒーの製造工程
リキッドコーヒーの製造工程は缶コーヒーの場合とPET入りコーヒー等の場合で2パターンあります。
缶コーヒーの製造工程
缶コーヒーの製造工程の流れは以下のとおりです。
①抽出…レギュラーコーヒーやそのエキス、インスタントコーヒーを利用して抽出液を製造する
②調合…抽出液を冷却、ろ過した後調合タンクへ移す。そこで炭酸水素ナトリウム(重曹)、砂糖、ミルク、香料、乳化剤などを添加し、均質化、加熱をする。
③充填…容器に充填する。
④殺菌…レトルト殺菌(加圧加熱殺菌)をする。
PET入りコーヒー等の製造工程
PET入りコーヒー等の場合は缶コーヒーの場合と②の調合までは同じです。
その後は、充填の前に液体の状態で高温短時間殺菌をします。
殺菌後に予め殺菌された容器に充填されます。
一般的にはPET入りコーヒー等の方が殺菌の際のダメージが少なく味が良くなるといわれています。
まとめ
今回はリキッドコーヒーについてまとめました。
アイスの規格はなんとなく知っていましたが、コーヒーの規格は今まで意識したことがありませんでした。今度スーパーに並んでいる商品の規格をチェックしようと思います。
■編集後記
昨日は妻の要望で31へ。
よくばりフェスというキャンペーンのためです。
冷凍で保存できるからとたくさん購入しました。
やっぱり31のアイスは美味しいですね。
■一日一新
月寒あんぱん
下ゆで済みレンコン 調理