家族が社会保険に加入しておらず、
国民年金を払う立場であるということが前提にはなりますが、
この場合、家族の年金を払うことで節税ができます。
家族の年金を払って節税
国民年金は、原則として本人に支払義務がありますが、
配偶者や子どもの分を、まとめて支払っても問題ありません。
たとえば、
- 大学生の子ども
- パート等で働いている配偶者
などの年金を負担する形です。
この場合、支払った国民年金保険料は、
実際に支払った人の社会保険料控除として、
所得税の計算で控除ができ、節税につながります。
前納制度をうまく使う
国民年金には、
- 2年前納
- 1年前納
- 6ヵ月前納
といった前納制度があります。
前納をすると、
- 保険料が少し割引される
- まとめて支払った年に控除できる(期間に対応した控除も可能)
というメリットがあります。
もし、前納をした年の所得がたまたま多く、
税率が高くなる見込みがあれば、
前納した金額をまとめて控除することで、
より効果的な節税ができる可能性があります。
特に大学生の子どもがいるご家庭なら、
意識的に子ども本人に代わって、国民年金を払うことで、
節税を狙うのもひとつ検討してもいいかもしれません。
「自分で払いなさい」という考え方も
もちろん、
「年金は自分で払いなさい」
という考え方も一理あります。
また、学生納付特例や免除制度を使えば、
その時点での支払い負担をなくすことも可能です。
ただし、これら特例を利用すれば、
将来の年金額が満額にならない
といったことになります。
そのため、
- 家計に余裕がある
- 節税したい
という場合には、
あえて子ども分も払っておくという選択肢もあってもいいかなと思います。
免除を使うか、親が払うか、本人に払わせるか。
正解は一つではありませんが、
節税のチャンスがある方は、一度検討してみるといいかなと思います。
なお、わたしの親は今も昔もずっと個人事業主なので、
わたしが20歳になったときは、
母親から「学生の特例を使って免除を受けるように」と言われて、その通りにしました。
その後、就職し、いったん仕事を辞めて
税理士試験に再度専念したタイミングだったと思いますが、
そのときに追納したと記憶しています。
よくよく考えると、
父も母も、当時、やろうと思えば節税ができたはずですが、
「年金くらいは自分で払いなさい」
という方針だったのだなと、今になって思ったりしました。
まあ、わたしも息子の分については、
仮にそのような状況になったとしても、
結局は「自分で払いなさい」になるのかな、という気がしています。
■編集後記
朝、息子を保育園に送迎していると、
特定の同じクラスのパパさんたちと、よく顔を合わせます。
みなさん、子どもと一緒に遊ぶのがとても上手で、
それを見ていると、
「自分もああいう接し方ができたらな」と思う反面、
正直なところ、なかなか難しいなとも感じます。
とりあえず、よそのお子さんに対しては、
今のところ微笑んだり、軽く挨拶するくらいしかできていません。
■一日一新
十一人の賊軍 Audible
