会計ソフトに入力をする場合、勘定科目の登録は必須です。
この勘定科目の登録ですが、基本的に継続性が守られていて、ある程度その支払いに即した科目が設定されていれば割となんでもいいです。
一方で、後々見返すことを考えて科目を登録しておくと、それがその見返すときに活きてきます。
勘定科目を選ぶときの基本の考え方
ある支払いを、どの勘定科目を使って登録するか、それはその人(会社)の自由です。
一度ある支払いをある科目で登録したら、次回以降のその支払いの登録は同じ科目で登録することを求められますが、どんな名前の科目で登録するかはその人の自由です。
なので、会計ソフトには基本的によく使うであろう科目がデフォルトで登録されていますが、それを使って登録しようが、独自の科目を作って登録してもいいです。
とは言っても、役員に給料を払ったら役員報酬、タクシー代は旅費交通費、書籍代は新聞図書費等、割とこの支払いならこの科目という常識のようなものがありますので、それを無視してあえて独自の科目を選ぶ必要はありません。
また、個人事業主だと、決算書の様式としてある程度メジャーな科目はすでに印字されていますが、基本的にそれらの科目に該当するような支払いをしたらその科目で登録することになります。
それに決算書の科目の枠に制限があるので個人だとあまり科目を増やせない縛りがあります。
ただ、あくまで勘定科目の登録はその人の自由です。
このことは頭に入れておきましょう。
それと、科目はできるだけ増やさないのも大事です。
シンプルに越したことがないので。
たとえば消耗品費と事務用消耗品費は分けなくていいんじゃないかなと考えています。
後々見返すことを意識して登録する
先述したように、勘定科目の登録は最低限のポイントを掴んでいればある程度自由です。
ただ、後々見返すことを意識して登録はしたいところです。
たとえば、運送業ならガソリン代や高速代、駐車料金等がごちゃ混ぜで旅費交通費として登録されていると、旅費交通費を前期比較等で見ただけではその数字は役に立ちません。
自分の仕事にとって重要な支払いについてはなるべく独立した科目で登録したり、補助科目を使って登録するといった工夫をするようにしましょう。
また、売上についても、仕事の内容によっては売上の科目に相手先ごとの補助科目を設定するとか、仕事の内容ごとに科目を分けるといった工夫をするようにしましょう。
こういったことをしておくと、後々数字を見返すときに数字の比較がやりやすくなり、数字が活きてきます。
まとめ
勘定科目の登録ですが、最低限のポイントを抑えていれば割となんでもいい反面、重要な科目は分けて登録するような工夫はしたいところです。
ただ申告のために会計ソフトの入力をするのではもったいないです。
会計ソフトに入力した数字を活かせるよう勘定科目の登録について考えてみましょう。
■編集後記
昨日は家族でグランエミオ所沢へ。
適当に回りつつ、ランチはライオンズが協賛か何かをしている食べ放題へ。
ここで息子はずいぶん初めての味を堪能しました。
その後は妻の誕生日ケーキを買って帰宅しました。
その後は息子と一緒に19時まで寝てしまい、食事→散歩→風呂→ブログとバタバタでした。
■一日一新
グランエミオ所沢
ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー
SAITAMA 地産地消 BUFFET[ Market Terrace]w/埼玉西武ライオンズ
レオ神社