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顧問契約を解約することについて

仕事

先日、知り合いの税理士が長年お付き合いしていた顧問先との顧問契約を解約した話を聞きました。
そこで今回は顧問契約を解約することについてわたしの考えを書いてみたいと思います。

以前から顧問先に対する愚痴は聞いていた

その知り合いの税理士とは割と長い付き合いで、わたしが税理士登録をした頃くらいからの付き合いです。年下のわたしにも、割とざっくばらんな話をしてくれる良き相談相手であり良き先輩といった方です。


そして、その税理士の方からは以前からとある顧問先に対する様々な愚痴を聞かされてきました。


守秘義務のある税理士としては、会社名や社長の名前を出さないとしても、他の税理士にこういったことをペラペラ話すのは良くないことですが(いや人として良くないか)、わたしも話を聞いていると、同意できることも多く不謹慎ですがつい盛り上がって話をしてしまったものです。


そして先日、その税理士の方とお話する機会があり、ついにその顧問先との顧問契約にピリオドを打ったことを聞いたしだいです。
※穏便な解約だったみたいです。最終的には悪かったと社長に謝罪してもらったとか

顧問契約も辞めたくなったら辞めればいいと思う

わたしは顧問契約は税理士にしろ顧問先にしろどちらかが辞めたくなったらスパッと辞めちゃえばいいと考えています。もちろん喧嘩別れは避けなくちゃいけませんし、税理士から解約を打診する場合は次の税理士への引き継ぎもしっかり準備すべきです。


ただ、少しでも顧問契約がつらいとか、やりとりに違和感があるとかがあれば、その顧問先に迷惑がかからないよう次の決算のタイミングとかでスパッと辞めていいのだと考えています。


税理士の立場では、そういったモヤモヤした気持ちで顧問契約を続けるのは顧問先にとても失礼だと思いますし、別に自分が顧問契約を辞めたところで他に税理士はたくさんいるので、誰かが引き継いでくれるはずです。そこまで自分が責任を背負い込むこともないかなと思います。


それに、解約して他の税理士にキッチリとバトンタッチをする分には顧問先の負担もそこまで大きくはならないでしょうし、お互いに次のステップに進めるわけで、悪いことばかりじゃないかなとさえ思います。


長期間の税務顧問はどうしてもお互いに、なあなあになりがちです。会社がちょっと停滞しているな感じているなら税理士を変えてちょっと気分転換をしようといった判断もアリなんじゃないかなとも思います。


個人的には税理士が経営にタッチすることは、どちらかというと否定的なので、税理士を変えたことでの業績への影響はたかが知れていると考えているのですが、普段から定期的に話をする税理士が変われば何かしらいい影響も悪い影響もあるのかなと思います。今までにない刺激が加わることで何かしらアクションが起きると思うのです。


税理士としては長年顧問契約が続き、会社をたたんだり、その先の社長の相続まで一貫して仕事を依頼してもらえれば税理士冥利につきるよなとも思うのですが、一方で途中で顧問契約を解約してもいいですし、顧問先の立場なら定期的な税理士の交代や一度他の税理士と顧問契約をしてみて、また前の税理士に戻るなんてこともあってもいいのかなと思います。


サブスクじゃないですけど、顧問契約もそれくらい自由でいいんじゃないかなと思うしだいです。

まとめ

今回はわたしの顧問契約の解約についての考えを書いてみました。


ただ顧問契約の解約はお互いに打診された方はなんやかんやショックが大きいはずです。


わたしは今までの所属税理士時代に自分が担当していた顧問先から解約を申し込まれたことはなかった(はず)と思いますが、もし解約を申し込みされたらやっぱり凹むなと思います。


それは顧問先も同様だと思うので、解約を申し出るならその点はしっかり注意して前向きな形で解約をしたいものです。


■編集後記
昨日はふと思い立ってLINE公式アカウントを作成して、メニューのページにも「友だち追加」のボタンを整備してみました。電話での申し込みを受け付けていない分、LINEで穴埋めしようといった考えです。
相続関係の営業では電話を公表したほうがきっと好ましいと思いますが、とりあえずLINEでもある程度敷居が下がると考えています。

■一日一新
LINE公式アカウント作成