税務調査の立ち合いをするとき、事前の打ち合わせで当日は聞かれたことだけ答えるようにしましょう、と伝えることがあります。
これは会社や個人事業主の税務調査でも相続税の税務調査でも同じです。
税務調査では聞かれたことだけ答える
税務調査ではなるべく聞かれたことだけ答えるようにしましょう。
別の言い方をするなら余計なことはしゃべらないというわけです。
でも、往々にしてしゃべりすぎてしまうことがあるようです。
イエスかノーの回答でいい質問に対して、イエスだけでいいのに、その先のことも話してしまう、そんなことが税務調査に立ち会うとよくあります。
そこはイエスだけでよくて、その先は聞かれたら答える、これでいいのです。
聞かれたことだけ答えるのは難しい
でも、聞かれたことだけ答えるのって難しいです。
普段の生活でもついつい言う必要のないことも言ってしまいがちですし(これはちょっと違う?)、税務調査で場を和ませようとついつい話してしまったり、緊張してやけに饒舌になってしまったりするのも分かります。
なのでそういうものなのかなと思ったりもします。
ただ、余計なことをしゃべって税務署の方に課税のヒントを与えないようにできればしたいところです。
そこで、ひとつ「詳しいことは税理士に聞いてください」とか、単純に「分からない」と答えてもいいことは覚えておきましょう。
変にその場を取り繕うような回答をするよりは、「分からない」と伝えた方がベターなときはありますので。
まあ、相続の税務調査だと「分からない」と答えてしまうと、贈与の成立がそこから疑われたりすることもあったりと、そういったケースもあるので結局はケースバイケースですが。
余計なことはしゃべらないは、(自分が不利になるような)余計なことはしゃべらないなので、実際は難しいです。
ただ、それでも税務調査のときは聞かれたことだけ答えるを意識しましょう。
まとめ
聞かれたことだけ答えるのって難しいです。
ただ、税務調査では余計なことをしゃべって墓穴を掘ることが往々にしてありますので注意しましょう。
余談ですが、聞かれたことに答えるも難しいですよね。
あと、褒めてもらったりしたこと、言われたことを素直に受け止めるのも難しいです。
ここらへんは普段から意識したいなと思っています。
■編集後記
ライオンズが今日負けて3連敗です。
ちょっと打線が調子悪いですね。
とりあえず渡部選手が戻るまで、なんとか辛抱して欲しいです。
■一日一新
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