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貸借対照表を完成させる前に確認したいこと

経理

会計ソフトへの入力が一通り終わると、「やっと終わった…」という気持ちになって、
そのまま申告している方もいらっしゃると思います。

ですが、入力が終わった=申告してOK
というものでもありません。

必ず一度立ち止まって確認をしましょう。

本来であれば損益計算書の数字も確認する必要がありますが、
今回は「貸借対照表」に絞って、確認をするときのポイントをザックリ整理してみます。

入力したら終わりはよくない

会計ソフトに入力が済んだからといって、そのまま申告するのはオススメできません。

たしかに、入力された内容をもとに、
会計ソフトが申告に必要な数字や書類を出してはくれます。

しかし、その中身は、あくまで「入力されたものを集計しているだけ」です。

  • 入力漏れ
  • 入力ミス
  • 残高の間違い

こういったものは自動では直りません。

特に貸借対照表の数字は、
あるべき数字が損益計算書に比べて明確であり、
その数字は翌年へ繰り越されるという性質があります。

そのため、入力したらそのまま申告ではなく、
一度落ち着いて数字を確認することが肝要です。

確認のポイント

そこで、どのように確認すればいいかという話ですが、
特にこだわりがなければ、貸借対照表の数字を上から順番に見ていけばいいです。

その際に、次のようなことを意識して確認をしていきましょう。

まずは残高が合っているか

たとえば、

  • 預金なら、12月末時点の実際の残高と一致しているか
  • 売掛金なら、12月末時点で仕事は完了していて、まだ入金されていない売上がきちんと計上されているか
  • クレジットカードの未払金はきちんと年内利用分が計上されているか

こんな具合で、要は、あるべき数字になっているかを一つずつ確認します。

もちろん、マイナス残高になっていれば、原則、即アウトです。

現金がマイナス、売掛金がマイナス、などは基本的にありえません。
原因を確認し、必ず修正しましょう。

ずっと残り続けている数字はないか

貸借対照表の数字を見ていくと、次のようなものが見つかることがあります。

  • 去年と同じ金額の売掛金
  • 何年も動いていない在庫
  • 仕事関連の貸付金

こういったものに対して、

  • 値引きしたことにして、経費なり売上のマイナスとして落とす
  • 除却(廃棄)したことにして経費にする

といった処理をするのは、決算が過ぎてからだと、本来難しいことがほとんどです。
※エイやっとそういった処理をしてしまうこともあると思います

したがって、通常は、
これからの対策として、今後どう対処していくか検討すべきということになります。

たとえば、ずっと未回収の売掛金があるなら、
早めに催促をすることや、税務上認められる貸し倒れの処理を検討するといった具合です。
来年の申告では、同じ数字が残らないように動き出しましょう。

仮払金がそのまま残っていないか

また、とりあえず仮払金で処理しておいて、そのまま申告してしまうケース。
これも意外と多いかなと思います。

しかし、基本的には、仮払がつく科目は残さないのが無難です。

もちろん、本当に仮払いの性格を持つ支払いがあったなら問題ありませんが。
※この場合でも、なんやかんや前払いの性格があって、前渡金等にするのが妥当ということも

一方で、

  • 処理方法が分からない
  • 何の支払いか分からない

という理由で仮払金になっている場合は要注意です。

その場合は、

  • 処理方法を調べる
  • 支払い内容を確認する
  • 領収書や明細を探す

といったことをして、適切な科目に修正しましょう。

仮払金を、とりあえずの保留中の科目として利用している方も少なくないと思いますが、
必ず申告の前にはそのまま放置しないようにしましょう。

まとめ

今回は貸借対照表の確認のポイントをザックリと確認しました。

入力したら終わりではなく、
必ず後から、ざっと数字を見返すようにしましょう。

それだけで、だいぶ数字の精度も上がるはずです。

最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば時間も短縮されていくはずです。
これを機に、申告の前だけでなく、
日々、会計ソフトへ入力をしたら、
必ず一度ざっと数字を見返すことを習慣化するのもオススメです。


■編集後記
今日はうすいえんどうを使った豆ごはんを炊きました。
豆ごはんは小さい頃は苦手でしたが、今は美味しさが分かるようになりました。
新物のわかめも先日スーパーで買って食べましたし、
プロ野球も今はキャンプ情報が毎日流れてきます。
春を感じる今日この頃です。

■一日一新
鎌倉ウィッチ
スーパーでうすいえんどう購入