決算月の決め方で銀行の決算を意識した決め方があります。
銀行の決算は3月と9月
銀行の決算は3月で、中間決算が9月です。
銀行はこの決算に合わせて営業目標を立てていますので、決算に近くなって目標が達成できていなければ、積極的に融資をしようとする傾向があります。
したがって、2月~3月、8月~9月の融資の審査は比較的緩くなる傾向があります。
そこで、会社としては、このタイミングに融資の申し込みができるといいということになります。
税金の申告時期を銀行の決算前に合わせる
会社が融資の申し込みをする場合、基本的には1年に1度の申し込みが理想です。
そして、税金の申告が終わったタイミングで申し込みをするのが何かとスムーズです。
試算表よりも決算書の方が信頼性がありますし、決算書や税金の申告書を銀行に提出して、その流れで、これから1年間の借りたい金額を伝えるのが自然な流れだからです。
そこで、先述した銀行の決算前が融資を受けやすいということを踏まえると、会社の税金の申告が終わるタイミングが2月なり8月になるようにすると好ましいということになります。
そうすると、会社の決算月を12月決算か6月決算にすれば、2月なり8月に税金の申告を行いますので、銀行からの融資を意識して決算月を決めるなら、12月か6月が最有力ということになります。
まとめ
銀行は決算前に融資の審査が軽くなる傾向があると言われています。
そこで、その決算前に融資の申し込みができると好ましく、また融資の申し込みの際にはできれば決算書を提出したいです。
そう考えると会社の決算月は12月決算か6月決算が好ましいということになります。
決算月の決め方はいろいろありますが、銀行を意識した決め方もありますので検討してみましょう。
■編集後記
コーヒーメーカーを購入してから1ヵ月くらい経ちます。
ずいぶん外でコーヒーを飲む機会が減りました。
家のコーヒーでいいなとなるからです。
豆を選ぶ楽しみもあり、もっと早く買えばよかったと思うくらいです。
■一日一新
甘みを伴った爽やかな酸味 クリアな味わい ブラジル サンロレンソ農園
※ヤオコーのコーヒー豆