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お客様の経理の間違いに気付いたときの対応

仕事

税理士としてお客様の経理をチェックすることがあります。


そうすると時にはお客様の経理に間違いを発見することがあります。
そのためにチェックをしているので当然ではありますが。


ではこのとき、わたしが普段どのような意識で対応しているか今回は書いてみようと思います。

なんでもかんでも間違いを正すのは良くないと思う

わたしは普段、お客様の経理をチェックするとき、なんでもかんでも間違いは指摘しないようにしています。たまに、いわゆる教えたがりが発動して細かく間違いを指摘したくなりますが、些末なことはあえてスルーを心がけています。


つまり些末なことならお客様に間違いを知らせずに、サクッとこちらで修正をしてしまいます。


例えば、毎月月末に払っている家賃の支払いが曜日の関係で翌月初にズレ込んでしまった場合で、お客様がそのまま支払ったタイミングで家賃の計上をしていたとしたら、それはサクッとこちらで未払金の経理をしておくといった具合です。


こういったことはわざわざお客様に本当はこうだよなんていうことは言わないですね。お客様がその修正に気付いて話を振ってきたら初めてお伝えするかなってところです。


もちろん経理をマスターしたいというタイプの方には積極的にお伝えすることもありますが、それでも小出しにというのは意識しています。


逆に、従業員としてお給料を払っているのに、給与明細を発行せず、その従業員から領収証をもらっているなんてことがありますが、そういう時はちゃんと給与明細を発行して領収証はもらう必要がないことをお伝えしますね。


わたしなりの基準でここは守ってほしいということは確実に指摘しますが、正直どうでもいいような間違いならスルーしたりこちらでパパっと修正してしまうことも多いです。


ここらへんの、どんな間違いは指摘するのかという基準は結構判断が分かれるところだと思いますが、なんでもかんでも指摘することがお客様のためにならないかなと考えています。

税理士の言葉は重いから慎重に

税理士はなんやかんや先生などと呼ばれ、こちらとしては何気ない指摘でもお客様はその指摘を必要以上に重く受け止めてしまい凹んでしまうなてことがあります。


この点はやはり意識したいところですね。


また、上場している会社でもないのですから、経理はある程度という意識は重要です。


細かいことばかり注意して本当に重要なところでミスをしてしまうなんてことがないようにしていくべきかなと思います。


それに経理はスピードも重要です。「こまけぇこたぁいいんだよ」の精神で大まかにでも数字を捉えるという意識も持つべきかなと。細部は決算のときに詰めるということで。


こっちの処理が本来は正しいんだというお題目のもと、かえって経理の進行の邪魔になるようなことはしてはいけないと考えています。

まとめ

今回はお客様の経理の間違いに気付いたときの対応ということで、わたしが普段意識していることを書いてみました。


元来、真面目な性分なので、ともすると細かくなってしまいがちですので、そういった性分を意識しつつ、お客様には接するように心がけています。


■編集後記
昨日は妻が息子と一緒に整体に行ってきて、その間わたしは自宅で愛犬と留守番でした。
先日妻が犬がいる環境で仕事をすると捗る説があると言っていましたが、なるほど確かに集中して仕事ができたような気がしました。
また、息子は整体やその後の買い物の道中でたくさんの方に声をかけていただいたみたいです。
相変わらず、「太ってていいね~」とか「ムチムチしているね~」と言わたようです。
やっぱそうだよねと妻と話しました。

■一日一新
プティ・クレール志木
てり焼きチキン サブウェイ