相続税の対策はいつから始めるべきでしょうか。
若いうちに、それこそ60代からでも始めるのに越したことはありません。
相続後に相続税の対策はできない
相続税対策は主なものだと、生前贈与や不動産購入等の資産の組み換え、生命保険の加入等があります。
また、相続税を減らすという点だけでなく、遺産分割をスムーズに行うことや納税資金を準備するための対策も忘れてはなりません。
これらは当然ですが、相続後には行うことができません。
したがって相続税の対策は生前に、もっと言えば認知症になる前に行う必要があります。
認知症になる前に行う理由は、認知症になってしまうと、あらゆる法律行為に制限がかかってくるためです。
一応、認知症になってしまった場合は成年後見人をたてるケースもありますが、この場合も結局後見人の任務がその認知症になった人の財産を守ることになるので、上述したような相続税の対策をとるのが相当難しくなります。
したがって、認知症になる前から相続税対策を始めることが肝要です。
また、個人差はあるでしょうが、年齢を重ねれば重ねるほど、難しかったり面倒なことを考えるのが億劫になるのかなと思います。
相続税の対策は初めてのことも多いでしょうし、それらを理解し行動を移すのは相応のエネルギーが必要です。
それに、代々守ってきた土地とかがあって、それを整理したりする必要があるとき、その整理をする決心をするのに長い時間が必要なんてこともあります。
そう考えると、60代の元気なうち(別に40、50代でもいいですが)から相続税の対策を始めるのに越したことはないのかなと思います。
まずは財産の洗い出しから始めよう
では、相続税の対策を始めるとしたら何から手をつければいいのでしょうか。
この点は、年齢に関係なく、とりあえずは財産の洗い出しから始めましょう。
自分の財産はいくらくらいの金額(評価額)になるのか、どのような財産の割合が多いのかといった点を確認するのです。
その次に相続税の申告が必要か、必要なら納税はいくらぐらいになりそうかを確認してみましょう。
ここまでくれば自ずとどのような対策が必要か見えてくるのかなと思います。
なお、これらを自分で行うのが難しければ、どの段階でもいいので税理士に相談をしてみるといいかなと思います。
まとめ
相続税の対策は早いうちから始めましょう。
60代から始めても早すぎはしないかなと思います。
ただ、ここまで書いてきてアレですが、わたしの父も今68歳です。
じゃあ、税理士の父が自分の相続のときの相続税のことを考えているのかというと実際どうなんでしょうね。
そこまでせっせと相続税対策をしているような印象はありません。
わたしの兄なんかは、やっぱり資産税専門の税理士として活動していることもあってか、ちょいちょい贈与してとか何気なく言っています。
こういうのを見ると、やっぱり兄の実感として早めに対策を実行に移した方がいいという認識があるんだろうなと思います。
父も頭ではわかっているのかも知れませんが。
まあでも自分の相続を考えるのってやっぱり気が進まないところもありますよね。
なので無理に対策をしなきゃいけないというわけではないと思います。
それでも早めに対策を始めた方が確実に有利ということは頭に入れておきましょう。
特に不動産が多いとか、遺産分割や納税資金で問題が起きそうな場合は問題が深刻になりがちなので、なるべく早く始めるようにしましょう。
■編集後記
今日はプロ野球の開幕戦でした。
我らがライオンズは去年よく見た負け方をしていました。
でもやっぱりファイターズが強いのかなと思ったりもします。
せめてこの3連戦で1勝はして欲しいですね。
■一日一新
冷凍オクラ