「これは経費になりますか?」
今の時期は、特によくある質問です。
レシートや請求書があるかどうかも大切です。
しかし、それ以上に重要なのが、その支出にどんなストーリーがあるのかという点です。
経費にするならストーリーが大事
もちろん、材料代や仕事道具の購入費のように、仕事との関連が明らかな経費もあります。
しかし基本的には、経費にするためには、その背景にストーリーが必要です。
たとえば、取引先への贈答品を購入した場合。
単に、レシートを保管して、「贈答品を買いました」では弱いです。
- ○○さんへ渡すために
- 日頃の感謝を伝えるために
- 次の仕事のご依頼につなげるために
こうした具体的な目的や背景があってこそ、「仕事との関連性」が説明できます。
税務調査では、「なぜその支出が必要だったのか」を問われます。
そのときに説明できるストーリーがなければ、
経費として認めてもらえないリスクは高くなります。
嘘のストーリーをつくればいいというわけではない
もちろん、嘘のストーリーを用意すればよいという話ではありません。
先ほどの贈答品の例でいえば、
レシートに取引先や仕事仲間の名前を書き、「贈答品」とメモしておけば経費になる
そんなふうに考えている方も実際にいらっしゃるようです。
しかし大事なのは、ストーリーに沿った実際の行動が伴っているかどうかです。
- 本当にその相手に渡しているのか
- その後のやり取りはあるのか
- 仕事との関係性はあるのか
見る人が見れば、不自然な経費はなんとなく分かるものです。
税務署も、当然ながらこの点は経験豊富です。
また、「バレなければいい」という発想も、できれば持ちたくないところです。
「お天道様が見ている」という感覚は、
自分達で会計ソフトに入力し申告する以上、やはり大事だと思っています。
まとめ
ある支出を経費にするときは、必ずストーリーを意識しましょう。
つまり、その支出が、
仕事とどのようにつながっているのかを、
自分の言葉で説明できるようにしておくということです。
なぜそのお金を使ったのか、
どんな意図があったのか、
売上や相手との関係構築とどう結びついているのか
そこに無理のないストーリーがあれば、
経費処理も自然と筋の通ったものになります。
逆に、後づけでストーリーを用意しようと思うと、どこかにほころびが出るものです。
きちんとしたストーリーと、そのストーリーに沿った行動が伴っていれば、
仮に税務調査があっても釈然と対応できるはずです。
■編集後記
今日は久しぶりにラーメンショップへ行ってきました。
外食でラーメンを食べること自体、かなり久しぶりような気もしますが。
ネギ味噌ラーメンをいただきました。
やっぱりラーメンショップの味は癖になりますね。
数時間たっても舌に残るあの余韻が、なんとも言えません。
■一日一新
ラーメンショップ味源朝霞店
