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洪水や浸水のリスクが高い地域の土地評価

相続

台風10号の影響が続いていますね。今日のわたしの住んでいる地域の天気は昼間はなんやかんや曇り時々晴れといった天気で湿度が高く蒸し暑かったです。


15時以降に一時かなり日差しが強くなったと思えば、そのあと夕方に急に天気が悪くなったりとよくわからない天気でした。


一応、台風から熱帯低気圧というものになったらしいですが、明後日はまた土砂降りの予報になっています。ここを乗り越えれたら愛犬のシャンプーをしたいところです。


さて、本題ですが、最近雨のニュースによく触れるので、改めて志木市や新座市のハザードマップを確認したのですが、どちらも洪水や浸水の危険性が高い地域が見受けられます。


特に志木市は市役所より北の地域はハザードマップが真っ赤です。荒川恐るべし。


ではこの洪水ハザードマップで危険区域に指定されていると相続税の土地評価に影響があるのでしょうか。今回は洪水や浸水のリスクが高い地域の土地評価についてまとめてみようと思います。

洪水や浸水のリスクが高い地域だからといって特別な評価はしない

今のところ、ハザードマップで洪水や浸水のリスクが高い地域に所在する土地だからといって、特別な評価をしないことになっています。


昨日書いた、土砂災害特別警戒区域に所在する土地なら評価減の特例がありますが、洪水や浸水のリスクが高い地域だからといって評価減ができるような取り扱いは今のところ用意されていないのです。
土砂災害特別警戒区域内にある宅地の評価について


これは、そういったリスクはすでに、土地評価の際に用いられる、路線価や固定資産税評価額自体に織り込み済みだからということのようです。


土砂災害特別警戒区域に評価減が認められるなら、ハザードマップで例えば一定の浸水想定区域に所在する土地については評価減が認められてもいいような気がしますが、これはどうしてなのでしょうか。


ちょっと思いついたのは、土砂災害特別警戒区域は割とピンポイントに指定されている印象があるので、路線価や固定資産税評価額にそのリスクを反映されるのは難しいからなんじゃないかなと考えたりしました。


一方で、洪水や浸水のリスクってハザードマップで見ればわかりますが、割と大まかに指定しているような印象です。そこら一体みたいな感じで。そのため路線価や固定資産税評価額にもそのリスクを反映させることができているのではと考えました。知らんけど。

実際に大雨で水害が生じると評価減があることも

しかし、実際に大雨で被害が生じた場合は評価減が認められるケースもあります。いわゆる特定土地等の評価というもので、政府がその発生した災害を「特定非常災害」と指定した場合に認められる評価方法です。


直近だと、今年の1月に起こった能登半島地震は特定非常災害として指定されましたし、大雨関連だと2020年7月豪雨が特定非常災害に指定されています。


この場合、その被災した土地に関しては地域ごとに調整率が公表されるので、その調整率を路線価や固定資産税評価額に乗じて土地の評価をすることが可能になります。

まとめ

今回は洪水や浸水のリスクが高い地域の土地評価についてまとめてみました。


最近は本当に気候が変わってきているなとよく思いますね。わたしの子供のころは夏でも気温が30度を超えればものすごく暑いという感じでしたが、今は30度くらいなら割と過ごしやすいと感じてしまいます。


それに残念なのは秋や春が短くなってしまったと感じることです。特に秋なんてほぼ認識しないで毎年過ぎ去ってしまうような気がします。


■編集後記
昨日は夜の分の散歩で、妻がリードを持ち、わたしがベビーカーを押して、家族みんなで散歩をしました。愛犬は特に指示をすることもなく、勝手に時折ベビーカーの様子を確認しては歩調を合わせていたような気がします。感心しました。
息子は車のチャイルドシートに乗せていてもそうなのですが、微妙な振動が心地いいみたいでそのうち寝ていました。帰宅後ベビーカーから降ろすと泣き出す始末でよっぽど気持ちよかったのかもしれません。
雨が心配でしたが降り出す前に帰宅ができ、無事家族みんなでの散歩デビューを果たしました。
散歩の途中でご近所の散歩仲間ともご挨拶できたのもよかったです。

■一日一新
家族みんなで散歩