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贈与をするときは他の相続人にも配慮しよう

相続

節税目的で贈与は有効です。


一方で贈与には相続人間で不公平感が生じる可能性があるという点も忘れてはいけません。

贈与の節税以外の側面

節税の手段として贈与はとても有効な手段とされています。


一方で、節税目的で贈与をする際に忘れてほしくないのが、贈与によって相続人間で不公平感が出てしまう可能性がある点です。


特定の相続人ばかりに贈与をしていて、いざ相続が発生して遺産分割協議をする際に、贈与をあまり受けられなかった相続人の不満が爆発、そんなことは避けましょうということです。


家族によって価値観も様々なので、必ず平等に贈与するのが正解というわけではありませんが。


特定の相続人に贈与をして贈与をした金額に偏りがあると、争族に発展するリスクがある、という点は忘れないようにしましょう。


どうしても贈与に偏りが出てしまうときは、生前からよくコミュニケーションをとっておくことはもちろんですが、やっぱり遺言なり生命保険金でケアしてあげるのが王道です。

二次相続で揉めがち

一般的に相続が争族に発展してしまうケースは、一次相続より二次相続と言われています。


一次相続では、親のどちらかが相続人としていますので、その存在がある種の調整役のような役割を果たしてくれますが、二次相続ではそのような調整役が存在しないためです。


ウチは仲がいいから大丈夫と常々言っていた家族でも、なんやかんや揉めてしまうことがあるので注意したいところです。


そして、生前の贈与がその揉め事の要因にならないように、贈与をするときは必ず争族に発展しないような配慮をするように心がけましょう。

まとめ

贈与は節税対策として有効ですが、一方で節税だけに気を配って結果的に争族に発展してはいけません。


贈与によって相続人間に不公平感が生じないように、なるべく公平に贈与をするとか、遺言や生命保険金で贈与をあまりしてあげられなかった相続人をケアするといったことも検討しましょう。


■編集後記
昨日は推し獅子の高橋光成投手が先発でした。
あぶなっかしい投球内容でしたが、見事勝利投手になりました。
このまま調子を上げていって、またたくさんイニングを食える高橋投手が戻ってきてほしいです。

■一日一新
保育園お迎え