今回はインスタントコーヒーについて取り上げます。
子供のころは父が贈り物でいただいたものをカフェオレにしてよく飲んでいました。
検定試験では製法についての問いがでるみたいです。
※この記事は、一般社団法人全日本コーヒー協会が公認しているコーヒー検定教本を参考にしています。
インスタントコーヒーの製造方法
インスタントコーヒーは多くの日本人にとって馴染みのあるものだと思います。
起源は1900年頃のアメリカで実は日本人の科学者が発明しました。
個人的には父がお歳暮やお中元でいただいたいて飲むものという印象ですね。
さっと牛乳に溶かしてよく飲んでいた記憶があります。
そんなインスタントコーヒーですが製造方法が次の二通りに大別されます。
- スプレードライ
- フリーズドライ
どちらも、コーヒーを抽出しエキスをつくるところまでは共通ですが、それ以降のプロセスが異なります。それではそれぞれの製法についてみていきましょう。
スプレードライとフリーズドライ
スプレードライ
スプレードライは、霧状にスプレーしたエキスに熱風を当てて水分を取り除きます。
完成品は粒度の細かいものになります。
フリーズドライ
フリーズドライは低圧低温にしたエキスから昇華(液化を経ずに個体から気化する現象)を利用して水分を取り除きます。
完成品は粒度が粗いものになります。
一般的にはフリーズドライ製法の方が熱の負荷が少ない分、風味が良好であるといわれています。
まとめ
今回はインスタントコーヒーについてまとめました。
子供の頃から、粒が角張った小さい岩みたいなものとさらさらしたものがあるなと思っていましたが、これで謎が解けました。
フリーズドライの方が風味が良好というのもちょっと意外です。
今思えば、子供の頃からスプレードライ製法のものの方を好んで飲んでいます。
さらさらしていて溶けやすいからです。
■編集後記
昨日は3月決算の申告を進めました。
3月決算から概況書の様式が変わりましたが、少しイレギュラーな案件なので書き方に迷いました。
概況書はコロナ以降重要性が増したような印象があります。
ただ概況書を毎期お客様に確認してキッチリ書くことをどれだけの税理士がしているのか疑問です。
■一日一新
法人事業概況説明書 新様式