仕事をしていると、「こうした方がいいのに」と思う場面はあります。
そんなとき、それをお客様に無理に押し付けないようにしたいと考えています。
借りたくない社長と借りとけばと思うわたし
もう7~8年ほどお付き合いのある社長がいらっしゃいます。
その会社は、わたしが見るようになってからはずっと黒字です。
以前は苦しい時期もあったそうですが、コロナ禍でさえ給付金の助けもありながらも黒字を維持してきました。
最近では業績も安定し、社長にもどこか自信が感じられます。
また会社の預金も増えてきて、関与を始めた当初に比べれば銀行から見ても「貸したい会社」になってきたように感じています。
そのため、わたしは、「今こそ、たくさん借りて会社のお金を増やしましょう」というスタンスになりがちです。
しかし社長は、あまり乗り気ではありません。
社長が借りたくない理由に寄りそう
社長はよくこんなことを仰います。
- 借りる必要がないのに利息を払うのはもったいない
- 銀行は担当者がコロコロ変わるのがどうも気に入らない
- お金が増えると気が大きくなってしまいそうで怖い
なるほど、確かにその感覚も分かります。
実際、社員は社長以外に、社長の配偶者と他に1人だけの小さな会社です。
また、これ以上人を雇ったりすることもないし、規模を大きくしたいとも聞いていません。
社長個人のお財布事情は厳密には把握していませんが、これまでの様子だと、もし会社が苦しくなれば社長が一時的にお金を入れることもできそうです。
そう考えれば、無理に借りなくてもある程度のリスクヘッジはできそうです。
そのため、「このまま預金を減らさず利益を積み上げて、返済を終えたら無借金経営も見えてきますね」と、そう話しながら、最終的には社長の考えを尊重するようにしています。
個人的には、やっぱり、「今のうちにたくさん借りて実質無借金経営をしていく」方が合理的だと思っています。
なので、たまにそれが出てしまい、「そんな考え方もありますよ」と話すことはありますが。
でも、それを無理に押しつけず、社長の考えをなるべく応援したいなとは考えています。
まとめ
自分の考えや軸も大事ですが、お客様の感覚や価値観も大事です。
それを理解して寄り添うことこそ、長い付き合いを続ける上で大切なのかもしれません。
まあ、簡単に自分の軸を曲げてしまうことにも気を付けないといけませんが。
少なくとも、今回取り上げた借りる借りない問題なら、借りなくても十分やっていけそうという判断もわたしの中ではありますので、そしたら無理にわたしの借りとくべきという考えを押し付ける必要はないかなと考えています。
■編集後記
最近はライオンズのキャンプ動画をよく見ています。
去年も思いましたが、こういった動画が気軽に見れるのはいいですね。
自ずと来シーズンへの期待が膨らむものです。
今年の冬はフィジカル強化が一つのテーマらしいです。
たしかに、今年活躍した西川選手あたりはガタイが違いますよね。
やっぱり筋肉こそ正義なのでしょうか。
■一日一新
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