在庫がある商売なら、毎月棚卸をすることをオススメしています。
棚卸をしないとどれだけ儲かっているかわからない
在庫がある商売にとって、棚卸はとても大切です。
できれば毎月棚卸をすることをオススメしています。
というのも、棚卸をして、その数字を経理に反映させないと、会社がどれだけ儲かっているかわからないためです。
毎年決算のタイミングでしか棚卸をしていないと、結局そのタイミングになって初めてこの1年でどれだけ儲かったかがわかるなんてことになります。
これだとどうしても、投資や節税対策が後手に回ってしまいます。
できれば毎月棚卸をして、どれだけ儲かっているのかと決算ではどのような着地点に落ちつくか確認するようにしましょう。
棚卸は必要なコストと考えよう
こういう、棚卸を毎月してはどうですかというお話しをすると、棚卸は大変だとか、そんな暇じゃないといった回答を社長から貰うことも多いです。
でも、そこは必要なコストと考えて欲しいなと思っています。
それに毎回実地の棚卸まではしなくてもいいかなと思います。
もちろん、それができれば理想ですが、いわゆる帳簿棚卸だけでも十分です。
また、それも面倒なら、売れ筋の商品だけ帳簿棚卸をするというのアリです。
よく売れる商品だけピックアップして、その商品だけ棚卸をして月末の在庫金額を計算して、その他は変動なしとするのです。
これでも、意外と適切な利益の把握には十分だったりします。
できる範囲でいいので毎月棚卸をしてその結果を経理に反映するようにしましょう。
そして、毎月どれくらい儲かっているかきちんと把握するようにしましょう。
まとめ
棚卸はできれば毎月行いましょう。
棚卸の処理をしていないと、会社の数字はあくまで概算となってしまいます。
過去の粗利率の実績だとか社長のフィーリングで粗利を直してもいいのですが、やっぱりそれだと限界はあります。
毎月棚卸をして、きちんと利益を把握して数字を経営に活かしていきましょう。
■編集後記
なんだかライオンズが強いです。
今日で5連勝です。
推しているチームの勝率が5割を超えているとプロ野球も面白いですね。
■一日一新
喫茶おじさん Audible