先日、このシリーズの最新刊が発売されているのを知りました。
わたしは第1弾から欠かさず読んでいるので、今回も当然のように購入し、昨日届いたのでさっそく手に取っています。
まだ本当にざっとしか読んでいませんが、それでもこのシリーズを読むと毎回感じることがあります。
税理士のための百箇条シリーズとは
このシリーズ、税理士ならご存じの方も多いと思います。
著者は税理士、会計士、弁護士である関根稔先生です。
内容は「税理士という仕事の本質」を教えてくれるもので名著です。
どの巻に書かれていたかは忘れてしまいましたが、「通達に頼るだけでなく、条文や立法趣旨を踏まえて、時には自分で判断すべきだ」といった内容があり、それを読んだ当時のわたしは、身が引き締まる思いをしたのをよく覚えています。
このシリーズは、おそらくわたしが税理士を続ける限り、本棚から外れることのない一冊になるだろうと思います。
税理士試験の話でいつも納得
このシリーズには、たびたび税理士試験の話が出てきます。
「税理士試験は本当に難しい。特に5科目を取った人は胸を張っていい」という趣旨の話が繰り返し出てくるんです。
また「日商簿記1級で受験資格を得てこそ」みたいなことも。
これを読むたびに、「そうだよなあ」とうなずいてしまいます。
わたし自身も日商簿記1級で受験資格を得て(正確には大学の単位でも受験できましたが)、なんだかんだで6科目に合格しました。
税理士としてのキャリアを振り返ると、決して華々しい実績があるわけではありません。
特別に得意な税法があるわけでもなく、よく言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。
そんな自分ではありますが、このシリーズを読むと「それでも試験を乗り越えたこと自体に誇りを持っていいんだ」と勇気をもらえるんですよね。
別に誰かと比べる必要はありませんが、自分の中で「試験を突破した」という事実だけは、自信として持ち続けたいなと思います。
まとめ
たかが税理士試験、されど税理士試験。
関根先生がこれだけ書いてくれるのだから、もう結構昔になりますが税理士試験を突破した自分に自信を持ちたいですね。
別にふんぞり返る必要もありませんが。
とりあえず今回購入した最新刊は近いうちにしっかり一度読んで、また何か迷いとかが出てきたときとかに読み返したいないと思っています。
■編集後記
今、無職転生シリーズの最終巻をAudibleで聴いています。
わたしは原作は読まずにアニメで入って、ここ1年くらいでAudibleで原作を聴いているような口です。
このシリーズは本当に面白いです。
やっぱり人気があるだけあるなと。
もうすぐで物語が終わってしまうと思うと寂しいですが、早く続きが気になって仕方がないです。
たぶん明日のうちに車移動と散歩の時間を使って聴き終えちゃうと思います。
■一日一新
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