消費税の課税事業者として会計ソフトに入力をする場合、まず最初に消費税の設定をすると思います。
このとき設定項目の中に税込経理か税抜経理かを選択することが多いと思います。
わたし自身は普段税込経理で処理しています。
お客様にも初心者の方ならまず税込経理をオススメしています。
今回は経理初心者の方向けに、消費税の税込経理と税抜経理のメリット等についてまとめてみようと思います。
税込経理は比較的簡単
税込経理は税抜経理に比べれば簡単な経理処理になります。
そのため、経理初心者ならまず税込経理を選択することをオススメします。
税込経理だと、55,000円の売上は55,000円の売上になりますし、110円のペンを購入すれば110円の消耗品費等で経費になります。
個人的には、この税込みで売上や経費を計算する方がしっくりきます。
たぶん多くの方がそうではないのかなと思っています。
この分かりやすさは大事かなと思います。
また、消費税の経理は期中の間は日々の取引を仕訳という形で積み上げていくイメージになります。
ここまでの処理は基本的に税込だろうと税抜だろうと大差はありません。
会計ソフトに税込の金額を入力すれば、税込経理と税抜経理の設定に応じてソフト側が自動でそれぞれに対応する形で登録してくれますので。
一方で決算になると違いが出てきます。
税込経理だと、まあ消費税の納税や還付をそのまま収入なり経費に計上すればいいというイメージですが、税抜経理だといろいろやっかいです。
久しく計算していませんが、控除対象外消費税額といった小難しい話もあったと思います。
数字のわかりやすさ、経理の手間を考えると、やっぱり税込経理の方が、特に経理初心者ならオススメです。
税抜経理にもメリットがある
一方で税抜経理にもメリットがあります。
代表的なものでいうと、税金の世界では「〇円以下だと適用がある」といった特例があります。
30万円未満の資産を購入した場合に適用がある少額減価償却資産の特例などがそれにあたります。
この〇円以下の判定では、税込経理を採用していると税込金額で判定する必要があり、税抜経理を採用していれば税抜金額で判定が可能です。
たとえば、税抜290,000円(税込319,000円)のパソコンを購入した場合、税抜経理を採用していれば少額減価償却資産として一括で経費に落とせますが、税込経理だと4年で減価償却しないといけないといった違いが出てきます。
また、適切な利益計算(管理?)をするなら税抜経理でしかるべきという意見もあったような。
消費税を抜きにした本体価額のみで利益を計算した方が、より事業の利益を適切に表しているとか、税抜経理で計算された仮受消費税から仮払消費税を差し引けば、その時点の納める消費税がわかるとか言われています。
他にもわたしが知らないメリットがあるかもしれませんが、個人的には経理の手間等を増やしてまでのメリットじゃないかなと思いますがどうでしょうか。
まとめ
消費税の経理方法には税込経理と税抜経理があります。
個人的には分かりやすさ重視、経理の手間を最小にするといった理由で税込経理がオススメです。
特に経理初心者の方は税込経理を選択しといた方がいいかなと思います。
なお、この消費税の経理方法は一度採用した方法を基本的に継続して採用し続ける必要があります。
税理士変更のタイミングとかだと変えたりしますが、むやみやたらと変更するのものでもないので、最初にどちらの方法を採用するか慎重に判断しましょう。
■編集後記
最近息子が風邪気味かなと思っていたら、わたしも妻も風邪がうつったようです。
熱はなくて鼻やのどの調子が悪い程度なので普通に生活できていますが。
これからこういうことも増えるのかなと思っています。
■一日一新
劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦