年内の内から確定申告の準備を始めておきましょう。
日々の経理や資料整理をコツコツと
確定申告をスムーズに行うためには、日々の経理をコツコツ進めておくことが大切です。
「2月や3月になってからまとめてやる」という方も少なくないと思いますが、年内から少しずつ進めておくのがオススメです。
定期的に経理をしておけば、ある程度は数字の着地点もわかりますし、そうすれば納税額の予測も立ちます。
その意味でも、経理は早めに取り掛かるのがオススメです。
どうしても経理に手が回らないという方は、最低限、領収書や請求書などの資料をまとめておくだけでも始めてみましょう。
資料整理も記憶が新しいうちにしておく方が効率的ですからね。
また、生命保険料の控除証明書などの資料は10月頃から届き始めます。
届いたら失くさないように確実に保管しておきましょう。
さらに、今年不動産を売った方は、その不動産を買った時と売った時の資料を年内のうちに整理しておくことが重要です。
そして、譲渡所得の計算は売った時点で可能なので、できれば年内に試算して税負担を把握しておくとより安心です。
税理士に依頼するのも今のうちに
もし確定申告を税理士に依頼する予定があるなら、早めに依頼しておくのがおすすめです。
今の時期は比較的余裕のある税理士が多いため、スムーズに対応してもらいやすいからです。
わたしも、全体の仕事量が少ないとはいえ、やっぱり今の時期はより余裕があります。
一方で12月以降はなんやかんや仕事量は増えます。
また、普段から年に一度だけ申告を依頼している方でも、今のうちに半年分の資料だけでも送っておくと喜ばれることが多いかなと。
前倒しで資料を預かれると、税理士としても優先的に着手しやすく、結果的に申告作業も早く終わることが多いと思います。
例年、年明けにまとめて資料を送っている方も、今年はある程度資料が揃った時点で一度送ってみることを検討してみましょう。
まとめ
確定申告は「2月や3月に一気にやるもの」というイメージが強いですが、年内から少しずつ準備を進めておけば、やっぱりスムーズに進みます。
日々の経理や資料整理をしておくことはもちろん、税理士に依頼する場合も早めに動くことで税理士の対応も良くなることが多いです。
「来年の申告だからまだ先」と思わずに、今のうちから少しずつ準備を進めていきましょう。
■編集後記
今日は沈黙の艦隊を観てきました。
前の映画は少し盛り上がりに欠けた印象でしたが、今回のは戦闘場面にしても、政治の場面にしても見せ場がたくさんあって面白かったです。
個人的には海江田艦長の腕立て伏せだけでチケット代の元がとれた気がしました。
■一日一新
沈黙の艦隊 北極海大海戦