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税理士としての専門性

仕事

一口に税理士と言っても、税理士によって得意なことや不得意なことは様々です。


今回は税理士としての専門性について書いてみようと思います。

わたしはベーシックな税法の知識しか持ち合わせていない

税理士の仕事には辺境の仕事と呼べるような仕事があります。


たとえば、

  • 組織再編税制
  • グループ法人税制
  • 40条申請
  • 物納申請
  • 事業承継税制
  • 海外取引
  • 一般社団法人
  • 医療法人
  • 信託税制

などです。まあ辺境とまでは言えないものもあるかもしれませんが、わたしにとってはやはり辺境です。


このような仕事について、積極的に受注してノウハウを蓄積しそれを強みにして営業をしている方をたまにお見かけするものです。


この手の専門性がある税理士ってカッコいいですよね。


わたしも、一時はそういった強みを持ち合わせたいと思ったこともありますが、今のところは諦めています。


わたしは普通の中小企業や個人事業主が日々の事業で相対するベーシックな税務に対応できればいいかなと割り切っています。


あとは、普通のご家庭の相続の税務にも対応したいとは思っています。


なので、とりあえず「まちの税理士」を名乗っているわけです。


もちろん、これからの仕事のめぐり合わせで、上述したような税務の専門性を身に付ける機会もあるかもしれませんが。


今のところは良く言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏といった感じになってしまっていますね。


業種とかを絞って専門性をアピールすることも考えられますが、それも今のところしていません。


これもたまに、そのうち何かしら特化をしたほうがいいかなとも思っているのですが。


今のところ他の税理士の方の発信等を見ている限りだと、漫画家の方とかクリエイター系に特化するのはアリかなと考えています。

専門外の仕事がでてきたらどうするか

独立してちょっと心配なのが、自分の知らない税務の仕事がでてきたときです。


わたしでいえば、先述したような辺境の仕事がそれです。


そういうときは、もちろん自分なりに勉強して対応するのも大事ですが、やっぱり知っている人を頼るほかないのかなと思います。


あるいは、正直に自分にノウハウがないことを伝え、仕事を断るのでもいいかなと思っています。


正直ひとりで税理士をしている以上、すべての税務に対応するのは不可能です。


税理士だからといってすべての税法のプロとはいえないわけです。


自分はすべての税法を完璧にマスターしていると言う税理士がいたら、その人はたぶん嘘つきなんだと思います。

まとめ

今回は税理士としての専門性について書いてみました。


わたしは辺境の仕事については、それができる税理士であることを諦めています。


代わりといってはなんですが、ベーシックな税務に対応できればいいかなと思っています。


まあ、10年(いや20年)に一度くらいは辺境の仕事に相対することもあるかも知れません。


その時は、その仕事を知っている人を頼ろうと考えています。


場合によってはその人に仕事をお願いしてもいいと考えています。


■編集後記
昨日は久しぶりに鶴瀬の三四郎(ラーメン屋)へ行ってきました。
12時30分くらいに行きましたが、ちょうど何巡目かの回転が終わったタイミングだったからか、店内の先客は二人だけでした。
その後はポツポツと客が入ってきて、印象的だったのが母親と娘の親子のお客で、娘さんが「ガラガラ~」とか大きな声で母親に話しかけていました。
いつも混んでいる印象なので、わたしは空いていてラッキーと思いましたが、人それぞれ捉え方が違うんだなと思いました。

■一日一新
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
ようこそ、我が家へ Audible