相続税の申告で預金通帳から確認していること

相続

相続税の申告では、亡くなった方の預金通帳を確認させていただいています。

預金については、相続時点の残高を計上して終わりではなく、過去の入出金を確認することも大切です。

過去7年分の通帳を確認する

相続税の申告では、お客様から可能な限り過去7年に遡って預金通帳の動きを確認させていただいています。

その際、すべての入出金を細かく確認するというよりは、まとまった金額の入出金などに注目して確認していきます。

具体的には、預金分析表を作成し、大きな入出金を中心に時系列にまとめています。

通帳から確認していること

通帳から確認していることはいくつかあります。

ひとつは、相続時点で手元にどのくらいの現金があったのかということです。

亡くなった方が預金から現金を引き出していた場合、その現金が生活費などに使われていれば問題ありませんが、使い切らずに手元に残っていれば相続財産に含める必要があります。

また、保険契約や年金契約の有無、日々の生活費の動向、贈与の有無なども確認しています。

大きな金額の支出があれば、その用途も確認します。

たとえば、不動産の購入や家族への資金援助など、支出の内容によっては、その財産が相続時点で残っている可能性があります。

また、生前贈与加算の対象になる場合もあります。

さらに、亡くなった後の入出金から、未収金や債務に該当するものがないかを見ていきます。

このように、通帳は単に預金残高を確認するためだけのものではありません。

通帳の確認は手間がかかるが大切

通帳の動きを確認していくのは、なかなか大変です。

通帳の数が多かったり、入出金が多い口座だと、それだけ確認する項目も増えていきます。

また、気になる入出金があった場合には、お客様に内容を確認する必要があります。

亡くなった方のお金の使い道について尋ねることになるため、少し神経を使うところでもあります。

ただ、税務署側も通帳の動きを確認しています。

こちらが通帳の確認を疎かにしてしまえば、税務署側に遅れをとることになります。

そういう意味でも、手間はかかりますが、通帳の確認は手を抜かずに進めていきたいと考えています。


■編集後記
今日はCS第2戦。
推し獅子の髙橋光成投手が先発でしたが、結局1対0で負けてしまいました。

なんだか、シーズン中にも何度となく見たような、よくない攻撃を見せられたなという印象です。

積極的にいくのはいいのですが、もう少し考えて攻撃してほしいなと思ってしまいます。

■一日一新
バートレット 西洋梨