個人事業主の数字を見るときに、
細かい経費の内容も大事ですが、まず大きく見る視点があります。
それが、
その所得で生活できているのかという視点です。
数字と実際の生活が合っているかを見ることも、意外と重要なポイントです。
所得と生活のバランスを見る
たとえば、売上が600万円の個人事業主がいたとします。
経費を引いた結果、所得が150万円だったとします。
そうすると単純に、
「その人は150万円で1年間生活しているのか?」
という疑問が出てきます。
もちろん、本当にそれで生活しているなら問題ありません。
ただ、家賃や食費などを考えると、150万円で生活するのはなかなか大変です。
まして、家族がいれば、なおさらでしょう。
こうした数字の違和感に気付くことは、実は案外大切なことです。
事情があるケースもある
とはいえ、この数字だけで判断することはできません。
たとえば、
- もともと貯金や資産がある
- 配偶者に給与を払っている
- 配偶者の収入で生活している
- 他にも収入がある
といったケースもあります。
また、
- 病気や事故などで売上が下がってしまった
- 開業したばかりでまだ利益が出ていない
ということもあるでしょう。
ですので、
所得だけで判断するわけではありません。
ただし、
「所得+親族への給与」が生活費と比べてどうなのか、
という視点はやはり重要です。
バランスが合わないときに起きがちなこと
所得+親族への給与が生活費とかけ離れている場合は、
どこかにズレがあることも多いです。
よくあるのは、
- プライベートの支払いが経費になっている
- 売上が正しく計上されていない
といったケースです。
決算書ができあがり、数字を見るときには、
細かい経費を確認する前に、
「この所得で生活できているのか?」
という視点で全体を眺めてみる。
そんな見方も、意外と大事です。
■編集後記
今朝、保育園の登園時に、息子が同じクラスの子と一緒に「おにのパンツ」を歌っていました。
先生や他の親御さんに近寄っては、「聞いて〜」という感じで歌っています。
あちこち回って披露している姿を見て、
このぐいぐい行く感じにはいつも感心してしまいます。
自分にはなかなかできない行動なので、
ちょっとうらやましくもあります。
■一日一新
桃菜
