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相続税の申告後に測量したらどうなる?

相続

相続税の申告が終わってひと安心。
でもその後に土地の測量をすると、思わぬ論点が出てくることがあります。

土地の評価における「地積」とは

相続税で土地の評価をする場合、基本は
「1㎡あたりの評価額 × 地積」で計算します。

実はこの「地積」、いくつかの種類に分かれています。

たとえば
・登記簿上の地積
・固定資産税の計算で使われている地積
・実際に測量した地積

といった具合に、同じ土地でも数字が違うことがあります。

さらに、測量図があったとしても、作られた時期が古いと精度が高くないケースもあります。
そのため、たかが地積、されど地積。
意外と奥が深い論点です。

とはいえ、土地評価のたびに測量をするのは現実的ではありません。
一般的には、測量図があればその地積を使い、なければ登記簿や固定資産税の地積をベースに評価することが多いのかなと思います。

申告後に測量したらどうなる?

相続税の申告後、土地の売却などをきっかけに測量を行うことがあります。
その結果、申告時に使った地積と、実際の測量結果が異なることがあります。

この場合、本来は「実際の正しい地積」で再度評価し直す必要があります。
そして、評価額が変わるのであれば、

・税額が増える → 修正申告
・税額が減る → 更正の請求

といった対応が必要になります。

もっとも、地積の差がごくわずかで、税額への影響も小さい場合には、
実務上はスルーすることもあるのかなと思います。
ただし、本来のルールとしては見直しが前提になる点は押さえておきたいところです。

申告を依頼した税理士へ一度報告を

もし相続税の申告を税理士に依頼していた場合は、測量結果について一度共有しておくのがおすすめです。

あらかじめ「申告後に売却予定で測量が入る」といった前提が共有されていれば、
フォローがあることもあります。
ただ、一般的には申告完了後の細かなフォローまでは対応していないように思います。

よくて、申告時に「申告後の注意点」として簡単に触れられている程度なんじゃないかなと。
税理士の立場からすれば、現実的にすべてをカバーするのは難しいですからね。

だからこそ、相続人側から状況を伝えることが大切です。
一言相談しておくだけでも、必要な対応を見落とさずに済む可能性があります。


■編集後記
今日は所用で清瀬駅へ。
駅前には、犬を連れた募金活動?の方がよくいらっしゃいます。

いつも犬にばかり目がいってしまい、何の活動かははっきり分かっていないのですが、
おそらく募金かなと。

これまではハスキーがいて「おお」と思っていましたが、今日は柴犬もいました。
かわいいなと思いつつ、吠えたりせず、ずっとおとなしく座っていてえらいなと感心。

うちの愛犬だと、ああはいかないだろうなと思いました。

■一日一新
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