お客様の希望を聞くことは大切ですが、何でもその通りにするわけにはいけません。
ときには「それはやめた方がいいですよ」と伝えることも、税理士の仕事だと思っています。
お客様のいいなりにはならない
税理士として仕事をしていると、お客様から「こうしたい」と相談を受けることがあります。
もちろん、お客様が何をしたいのかを聞くことは大切です。
ただ、だからといって何でも「はい、わかりました」と受け入れるのは違うと思っています。
税務や経理のことは、その場の申告などでは問題なくても、税務調査で指摘されるなど後になって問題になるものです。
そして、実際に問題になってしまったときには、たいがい後悔するものです。
「ちゃんと、やっておけば。。」と。
もちろん、問題になる可能性がある処理をしていたとしても、実際には問題にならないこともあるのだと思います。
それでも、将来的に問題になるかどうかに関係なく、日頃から適切な、あるいは問題にならないであろう処理を最初からしておきたいものです。
一方で、過度にリスクをとらないのも、それはそれで考えものですが。
いずれにしても、お客様のしたいことに対して、「それはやめた方がいいですよ」と伝えることもあります。
ダメ出しをするというほどではなく、
「こういうリスクがありますよ」
「こちらの方法の方がいいと思います」
といった感じで、やんわり伝えることが多いです。
とはいえ、わたし自身も「リスクがありますよ」と伝えたうえで、そのままお客様の判断に任せてしまうこともあります。
このあたりは、20代の頃に比べれば、いくらか丸くなったというか、寛容さを持ち合わせるようになってきたように思います。
もっとも、それでも無理なことを言われた場合には、ケースバイケースで仕事を断るくらいの覚悟を持った方がいいのだと思います。
今のところ、脱税につながるような話や、それこそ税理士資格に影響するような話を持ちかけられたことはありません。
ただ、やはりそのあたりの線引きは必要かなと思っています。
言うべきことを言えるお客様と仕事をしたい
仕事を依頼するお客様としては、自分の希望を実現してほしいと思うのは当然です。
ただ、税理士は言われたことをそのまま処理するだけの仕事でもありません。
ときには耳の痛い話もしないといけません。
「それはやめた方がいいですよ」と言うことも必要です。
そして、できればこちらの話をある程度聞いてくれるお客様と仕事をしていきたいと思っています。
・そもそも、無理なことを言ってこない
・こちらの忠告も聞いてくれる
・こちらも必要なときには、きちんと意見を言える
そんな関係がやはり理想です。
「何でもやります」という営業よりも、そういうお客様が来てくれるような営業をしていきたいと思っています。
何でも「いいですよ」と言うのではなく、必要なときにはちゃんと「それはやめた方がいいですよ」と言える。
そんな税理士でありたいですね。
■編集後記
今日は推し獅子の栗山選手の引退試合でした。
図らずも、9時からの引退会見もたまたまライブで見ることができ、朝から引退試合に向けて気分を上げていました。
夕食や散歩の時間と重なっていたので、基本的にはラジオを聞き、ときどきネットで試合の様子を見ていました。
幸い、最終打席でのヒットは、息子と一緒に見ることができました。
息子も意味は分かっていないでしょうが、わたしが喜んでいるのを見て、一緒に喜んでくれました。
引退セレモニーは、このあと動画でゆっくり見ようと思います。
でも、やっぱりちょっと寂しいですね。
■一日一新
淡路島焼プリン


