借金は怖い。
そのように考える方も多いかなと思います。
しかし、本当に借金そのものが怖いのでしょうか。
借金は怖いと言われる
「自己資金で投資して失敗すれば、お金がなくなるだけ。しかし、借金で投資して失敗すれば、借金だけが残る。」
このように考える方も少なくありません。
わたしも、この考え方自体を否定するつもりはありません。
ただ、一つ気になることがあります。
それは、この比較は本当に公平なのかということです。
比較の前提をそろえてみる
先ほどの例では、自己資金で投資できる人と、お金がないから借金をする人を比べています。
しかし、それでは借金の良し悪しを比較しているのではなく、「自己資金がある人」と「自己資金がない人」を比べていることになります。
もし借金そのものの影響を考えるなら、比較する条件はそろえたほうがよいはずです。
たとえば、どちらも500万円の自己資金を持っている人が独立しようとしているとします。
一人はその500万円を元手に開業をします。
もう一人は500万円を手元に残したまま、銀行から300万円を借りて同じように開業します。
このように比較すると、見えてくるものが変わります。
借金で買っているのは「時間」
自己資金を温存しながら開業すれば、手元資金には余裕が生まれます。
仮に、事業が思うようにいかなかったとしても、すぐにお金が尽きるわけではありません。
通常、事業資金の融資は長期で返済していきます。
その間に売上を立て直したり、新しい利益を生み出したりする時間ができます。
もちろん、事業が軌道に乗らず、借入金を早めに一括返済すれば、結局は手元資金が減ってしまいます。
その場合は、「利息を払った分だけ損をした」と感じるかもしれません。
それでも、融資によって、事業を立て直す時間が増えたという事実は変わらないかなと思います。
この「時間」を買えることが融資の大きな価値だと言えます。
経営で本当に怖いのは、借金そのものではありません。
お金がなくなり、時間がなくなることです。
融資は返済義務のあるお金ですが、見方を変えれば、事業を続けるための時間と安全を確保する手段でもあります。
■編集後記
今日は、推し獅子の髙橋光成投手が先発でした。
オールスター前最後の試合でしたが、粘りの投球も実らず敗戦という結果に。
結果的には、守備の差や攻撃の質の差が出た試合だったように感じます。
それでも、オールスターを2位で迎えられることになりました。
シーズン前の予想を考えると、この順位にいるだけでも本当によくやっているなと思います。
■一日一新
VIVANT 2

