税理士に税務顧問を依頼すると、記帳代行や経理内容のチェック、日々の税務相談、各種申告など、さまざまなサポートを受けられます。
では、税理士に顧問を依頼する一番の理由は何でしょうか。
わたしは、「税金で失敗しないため」だと考えています。
税理士に依頼すると何をしてもらえるのか
税務顧問というと、確定申告や法人税申告など、申告書を作ってもらうことをイメージするかもしれません。
もちろん、申告は税理士の大切な仕事です。
それ以外にも、記帳代行や経理内容のチェック、日々の税務相談などがあります。
「この支払は経費にできるのか」
「この処理は税務上どのくらいリスクがあるのか」
「この特例は使えるのか」
といったことを、その都度相談できるのも顧問契約のメリットです。
また、資金繰りや経営について相談されることもあります。
ただ、わたしの場合、お客様の仕事そのものについて専門的なアドバイスができるとは考えていません。
お話を聞くことや、素人目線で意見をお伝えすることはできますが、売上を増やす方法や商品についてアドバイスするのは、なかなか難しいと考えています。
税理士に依頼する一番の理由は「失敗しないこと」
では、税理士に依頼する一番のメリットは何か。
わたしは、税金で大きな失敗をしないことだと思っています。
ここでいう「失敗」とは、単純な計算ミスだけではありません。
・税務調査で問題になりやすい処理をしてしまう
・適用できる特例を見落とす
・本来できる節税を知らないまま申告する
こういったことも含まれます。
税理士は、基本的に税務調査を意識して申告をします。
税法だけでなく、これまでの経験や実務上の慣習、そしてお客様自身の事情なども考慮しながら、「失敗しない申告」に近づけていきます。
もちろん、税理士に依頼したから絶対に税務調査で問題にならない、ということではありませんが。
それでも、税理士が申告に関わることで、税務上のリスクを下げることはできます。
税理士の仕事は、単純に税金を安くすることではない
「税理士に依頼したら、以前より税金が増えた」という話を聞くことがあります。
実際、そういうケースはあると思います。
ただ、それは税理士が余計な税金を払わせたというより、これまでリスクの高い処理で納税額を少なくしていたものを、妥当な処理に戻した結果ということも多いように思います。
一方で、税務署の相談会場や単発相談などで、ご自身で申告されている方の申告書を見ると、「この特例を使えば、もう少し税金を減らせたのに」と思うことも少なくありません。
「このくらいは押さえておくべき」というところをきちんと押さえることは大切です。
税金を必要以上に払わない。
一方で、税務調査で問題になるような処理もしない。
そのバランスを取りながら、できるだけ失敗しないように申告する。
税理士に税務顧問を依頼する意味は、単に申告書を作ってもらうことではなく、税務で大きな失敗をしないためなのだと思います。
■編集後記
昨日に続いて、息子は保育園をお休みさせました。
とはいえ、朝から平熱でしたし、病院の先生が仰っていた下痢もなく、元気にしています。
これなら、週明けから保育園に復帰できそうな気がします。
■一日一新
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