振込手数料を引いて支払うという慣習がどうも好きではない

考えたこと

請求額から振込手数料を引いて支払うという慣習があります。

わたし自身は、このやり方がどうも好きではありません。

振込手数料を引いて支払うという慣習

たとえば、132,000円の請求があったとします。

このとき、振込手数料が660円なら、132,000円から660円を引いて、131,340円を振り込む。

こういう支払い方です。

昔からある商慣習なので、珍しいことではありません。

わたしも、振込手数料を引かれて売上の入金があるお客様をたくさん見ています。

もちろん、逆に、振込手数料を引いて支払っているお客様も。

440円くらいならまだしも、880円を引かれているのを見ると、

「ほぼランチ代じゃん」

と思ったりします。
幸い(?)、880円をわざわざ引いて払っているお客様は見たことがないような。

もちろん、契約上そうなっているのかもしれませんし、税理士の立場でどうこういうものでもないかなと思っています。

ただ、個人的にはどうしても、

「対価をきちんと払っていないじゃん」

という感覚が残ります。

昔からの慣習には理由がある

以前、といっても5,6年前ですが、お付き合いの長いお客様に、

「どうして仕入先への支払いで振込手数料を引くんですか?」

と、なにかのタイミングで聞いたことがあります。

すると、

「昔は、お金を回収する側が請求先まで取りに来ていた。そのうち仕入側が銀行振込をするようになって、その手間賃として振込手数料を引くようになった」

といった回答が返ってきた記憶があります。

なるほど、そういう歴史があったのか、と。

わたし自身は現金で売上を回収することが当たり前の時代を経験していないので、「昔はそういうものだったのか」と思ったり。

一方で、今は振込が当たり前になっています。

また、銀行に行かなくても振込ができる時代です。

そう考えると、昔から続いている慣習だからといって、今もそのまま続ける必要があるのかなとも思います。

無料ないし100円前後でも振込できる銀行もあるわけですし。

なお、2026年からは取適法という法律の施行で、振込手数料を相手方に負担させることが禁止されているようですね。

まあ、こういうのは往々にして、どこまで強制力があるのかという印象があるのですが。。

振込手数料くらい負担したほうがいい

わたし自身は、振込をするとき、まず振込手数料を自己負担しています。

というより、基本的に振込手数料が無料になるようにしています。

そもそも、振込をする機会が少ないのもありますが。

自分の請求書にも、一応「振込手数料を引かないで」という旨は書くようにしています。

幸い、今のところわたしのお客様で、わたしの報酬から振込手数料を引いて支払う方はいらっしゃいません。

もちろん、振込手数料を引かれても、まったく気にしない方もいらっしゃるでしょう。

それはそれでいいかなと思います。

ただ、わたしは、

「たかが数百円なら、こちらで負担すればいいじゃん」

と考えています。

また、

「その数百円が惜しいなら、無料ないし、手数料の低い銀行を使えばいいじゃん」

とも考えています。

数百円を負担することで、相手に嫌な気持ちをさせずに済む。

場合によっては、

「この人はきちんとしているな」

と思ってもらえるかもしれない。

そう考えると、数百円の振込手数料も、安いものだと思います。


■編集後記
今日は保育園のお迎えに行ったら、息子が三輪車に乗っていました。

わたしを見つけるなり、「駐車場にGO!」みたいに叫んで、三輪車がいつも置いてあるスペースまで行き、バック駐車をしていました。

思わず写真を撮りたくなるくらい、かわいかったです。

■一日一新
キウイブラザーズ オリジナルミニランチトート