先日、なりゆきで自分の母より少し年上のマダム3人とお話しする機会がありました。
そのとき、税理士という仕事について、あらためて思ったことを書いてみます。
マダムと相続の話をした
勝手なイメージですが、このくらいの年代の方が集まると、相続や健康の話が話題の中心になる印象があります。
もちろん、趣味や旅行、家事、家族の話もされるのでしょうが。
その日は税理士のわたしがいたこともあってか、自然と相続の話になりました。
ちょうど、そのうちのお一人がご主人の相続を経験されたばかりということもあり、相続税や生前贈与についていろいろ質問を受けることに。
その中で印象的だったのが、別のマダムが何度も
「うちはたいしてお金がないから大丈夫」
とおっしゃっていたことです。
本当にそうなのかは分かりませんが、そうやって「うちはお金持ちじゃないですよ」とお友達にさりげなく伝えるのも、この年代では一つのたしなみなのかなと思いました。
わたしたちくらいの年代だと、どこに勤めている、どこに住んでいる、どこに家を買ったといった感じで、どちらかというと逆方向の話になりがちな気もします。
それもあってか、そのマダムのつぶやきがなんとなく印象に残りました。
税理士は人のお金を当たり前に見る仕事
そんな話を聞きながら、税理士という仕事についても考えていました。
税理士は仕事柄、お客様の預金通帳を見ることがよくあります。
それだけではなく、その貸方、つまり、その預金の裏にある借入金や収入、贈与の有無なども含めて、その方のお金の状況を把握することも珍しくありません。
もうこの仕事を始めて10年くらいになりますので、お客様の預金残高を見ても特別何かを感じることはほとんどありません。
完全に慣れてしまっています。
でも、あらためて考えると、これはすごいことだなと思います。
家族にも見せていないような情報を、仕事だからということで見せていただいているわけですからね。
慣れても忘れてはいけないこと
もちろん、お金の状況が分からなければ仕事になりません。
ですから、毎回遠慮していては話が進みませんし、必要な資料はしっかり拝見します。
ただ、その感覚に慣れすぎるのも少し怖いかもと思いました。
今回も、マダムのみなさんと相続の話をしている中で、お金の話というのは本来とてもデリケートな話題なのだと、あらためて感じました。
それを、仕事だからと、当たり前に共有していただいていることへの感謝や責任感は、慣れてしまった今だからこそ忘れないようにしたいなと思いました。
■編集後記
今日のライオンズは雨天中止で試合が流れました。
最近は各選手の疲労もたまっているでしょうし、来週も移動が続くことを考えると、これは恵みの雨といえそうです。
明日はしっかりリフレッシュして、いい試合を見せてほしいですね。
■一日一新
ヒトナー 漫画

