漫画家のアシスタント代は外注費?給与?判断するときのポイント

同人作家・漫画家

漫画家や同人作家として活動していると、アシスタントに仕事をお願いすることがあります。

そのときに気になるのが、「支払った報酬は外注費として処理していいの?」というところです。

「1ページいくら」なら外注費?

アシスタントへの支払いについて、「1ページ○円」「この作業を○円」といった形で報酬を決めているのであれば、外注費として処理してよさそうに感じます。

実際、こうした形でアシスタントに仕事をお願いするケースはあるでしょう。

ただ、報酬の決め方だけで、税務上、外注費になるわけではありません。

そもそも「歩合給」という言葉があるように、給与であっても成果に応じて金額が変わることはあります。

そのため、「出来高制だから外注費」「1ページいくらだから外注費」と単純に考えるのは少し危険です。

大切なのは、実際にそのアシスタントがどのような働き方をしているかです。

アシスタントの働き方を見て判断する

税務上、給与なのか外注費なのかを考えるときには、仕事の実態を次のような点から確認します。

・アシスタント本人ではなく、他の人が代わって仕事をすることができるか
・作業をする時間や場所をこちらから指定しているか
・仕事の進め方について細かく指示をしているか
・作業中に作品がダメになった場合などに、アシスタント側が責任を負うことになるか
・パソコンやソフト、その他の仕事に必要なものを誰が用意しているか

といった点です。

たとえば、「毎週○曜日の○時に事務所に来てもらい、こちらの指示に従って作業してもらう」という形であれば、単純に「1ページ○円だから外注費」とは言えないことが多いです。

一方で、作業内容を依頼し、納期までに成果物を納品してもらうという形であれば、外注費として考えやすくなります。

とはいえ、実際の判断はこれらを総合的に見て行うものであり、すべてのケースで明確に白黒がつくわけでもありません。

なお、本来は「インボイスを発行してもらえるから外注費」という判断をするものでもありません。

給与か外注費かは、あくまで先ほど挙げたような実際の働き方を見て判断するものです。

ただ、個人的には、インボイスのやりとりがあり、アシスタント側でも報酬を売上として処理し、消費税の申告まで行っているのであれば、外注費として扱うことを考えるうえで、一つの根拠にはなるのかなと考えています。

外注費にするなら税務以外のことも考える

もう一つ注意したいのが、これは税金だけの問題ではないということです。

アシスタントを「外注先」として扱うのであれば、契約内容や仕事の依頼方法についても考えておく必要があります。

現在は、フリーランス法や下請法など、仕事を依頼する側に一定の対応を求めるルールがありますので。

まあ、現実問題どこまで対応すべきかという面もあるように思いますが。。
このへん、実際はどうなんでしょうね。

いずれにしても、アシスタントへの支払いは、単に「1ページ○円だから外注費」と考えるものではありません。

どのような契約で、どのように仕事をしてもらっているのか。

ここを一度整理してみましょう。


■編集後記
今日はライオンズがイーグルス相手に勝ちました。

試合開始が遅れましたし、まさかの延長戦突入。
だいぶグダグダな展開でしたが、最後は中村選手の満塁ホームランで勝ち越し。

その裏も満塁のピンチをつくり、エラー絡みで失点するも、なんとか逃げ切りました。

とりあえず、勝ててよかったですね。

ただ、おかげでブログの取り掛かりがだいぶ遅くなってしまいました。

■一日一新
VIVANTポテトチップス 野崎のケバブ